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この物語は事実に基づいています。Based on a true story
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訪問看護師と摘便・弛緩性便秘1(全3話)
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    いつもの職員専用の休憩所で紙コップのコーヒーを飲んでいる亜紀子。最近またタバコを吸い始めた。訪問看護の仕事のストレスが原因だ。
    「この間、初めて摘便ってのをやったんだけど結構引いたわ。。」
    「摘便って何?」と亜紀子に聞く、同い年の事務員の女性。
    「高齢者の人ってあんまり運動とかしないから、便秘が酷い人が多くてね。それで何日も出なくて、自力で出せなくなって他人に出してもらうってことなの。」
    「特殊な器具とかを使うの?」
    「そうじゃなくて、私の指をアソコに突っ込んで硬い物体をかき出すってことなの。」
    「えっ、嘘!」
    その詳細を手と指を使って彼女に説明した。彼女の表情から笑顔が消えて行くのを感じる亜紀子だった。自分も便秘症だが、さすがに自分の指を入れることはしなかった。訪問看護の部署に配転されたとき、先輩から色々冗談半分の忠告を受けていたが、いざ実際となると毎日が憂うつになってきた。
    「お昼にカレーなんて食べられないわね。」と自虐ネタでタバコの火を消して休憩所を出た。

    「おじいちゃん、こんにちわ!」
    玄関を開けて、看護のプロらしく元気に挨拶する。一人暮らしの老人だ。早速、
    「今日もお願いできないかな。十日も出なくて。」と、蚊の鳴くような声。
    「分かりました。じゃあ準備をしますね。」数分後、処置が始まり、
    「ここですか?じゃあ一緒にいきんで下さいね。」
    そんな作業がしばらく続いて、亜紀子はおじいちゃんの股間に変化があるのに気がつき、対応に困った。意外と良くあることで男性の場合、若いときのようには元気にならないが、中途半端に硬くなって心地よさそうにする人もいる。亜紀子も四十を超えて恥じらう年でも無かったが、
    「こっちが必死で汚い物体をかき出しているのに、立ってる場合か?」
    しかし、それを顔に出すことも出来ず、さらにイライラが増殖される。だから体に悪いと分かっててもタバコの量が増える。
    「スッキリしたよ、看護師さん!」
    と、にこやかに微笑む、おじいちゃんの目の奥には、ちょっぴり「いけない楽しみ」があるように感じる亜紀子だった。

    処置後、いつものように便秘予防の説明をする。
    「おじいちゃんの大腸の動きがね、弱ってるから便秘になるんよ。だから食事のバランスに気をつけて、水分も多く取って、それからよく噛んで食べてね。」
    と説明しても全くの上の空で。。
    絶対に読むことはないと思いつつ、便秘予防の冊子を置いて、次ぎのお宅に向かった。
    「そう言えば、私も年だしストレスで最近便秘が深刻になってきたな。。」
    つぶやきながら、公園のベンチでタバコを一本吹かした。

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